TAKASHI HIRANO ARCHITECTS

家について

何十年か経ったある日に、ふと、ここは自分の家族にとっての世界の中心なのだな と、思えるような、そんな家をつくりたいと思います。一日がはじまり、一日が終わるその中心を、居心地がよく心躍るような空間としてつくりたいと思います。

家とは、晴れた日も雨の日も、家族の記憶や経験を包み込む場所です。私たちは小さな設計事務所ですが、そんな考えからひとつひとつ丁寧な仕事を心がけています。敷地を訪れて街を歩き回り、お客様とたくさんの対話を重ね、スケッチや模型を用いて、ひとつの家を設計していきます。空間の構成やコンセプト、窓の位置や仕上の材料、ドアの取っ手からスイッチプレートの位置まで、詳細に決めていきます。その膨大な思考の積み重ねから生まれた空間は、暮らしの中で見つける小さな気づきに満ちた空間となります。商品としての家があふれる時代の中で、家を建てること、そして住むことの本来の素晴らしさを、ご提供できたらと思います。